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図書館ロビーにて、中津川督章彫刻展開催中[終了]
柏市在住の彫刻家、中津川督章氏の彫刻展が7月18日(土)から24日(金)の一週間にわたり本学図書館内で開催されています。
中津川さんは、京都市立美術大学を卒業後、工業デザインの世界で活躍されましたが、50歳を過ぎた頃から仕事は別に学生時代に専攻した彫刻を始められ、始めは金属、後に木を使って素材を活かした彫刻を制作されています。
今回は「人体とその痕跡」というテーマ。以下にご本人の言葉をいただきました。
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15年から20年ほど以前、マネキン人形をつくる会社に勤めていたこともあって、人体を対象とする制作には親しんできました。
今展での「人体」はそれら以前の制作となる小品を展示いたします。
「痕跡」の方は、枕や座、杖、石けんなどです。人間が使う生活用具のなかには、人体が関わったあとを生々しく残すものがあります。枕は頭から首にかけての凹みが、座にはお尻の凹みが刻印されます。文字通り痕跡です。
杖や石けんは、正確には痕跡といえるものではありませんが、心理的に、その背後に行動を伴う人間の存在を強く感じさせます。
私には、かねがね見えない人体をつくりたい、という彫刻家としては一見矛盾した考えがありました。今回の展覧会の半分で、その見えない人体をお見せしたい、と思いました。(中津川督章)